【ゴールド(XAUUSD)相場分析】2024年7月1週目は逆三尊が鍵!?

こんにちは!毎日ゴールドの相場分析をしているジーマです。

テクニカルが利きやすくボラの高さが人気のゴールドですが、2024年7月1~5日のトレードシナリオはどのようになるでしょうか?

6月28日までの相場分析を元に、買いと売りの2つのシナリオを作成しました。

私個人としては「買い」目線のため、買いシナリオを念頭に相場を見ていきたいと考えています。

この記事では、ゴールドを中心に月収5万円を稼いでいる私が考えるトレードシナリオを紹介しています。

ぜひ、あなたの相場分析の参考になれば幸いです。

この記事でわかること
6月28日までの相場分析
7月1週目のトレードシナリオ(買い&売り)

目次

1.ゴールド(XAUUSD)相場分析(6月28日まで)

ゴールドの相場をマルチタイムフレーム分析で確認します。

・日足(上昇)
・4時間足(下落)
・1時間足(下落)
・15分足(上昇)

それぞれ見ていきましょう。

(1)日足(上昇)

日足は上昇トレンドではあるものの、レンジ(調整)になっています。

安値(水平線①)とチャネル①を下回らない限り、基本は上目線です。
(安値(2275.79)から高値(2449.9)にかけての買いに支配されているレンジのため)

しかし、チャネル①が機能して安値を切り上げたため、下位足で直近高値を更新すれば上昇トレンド継続につながるため、買いが優勢と考えられます。

(2)4時間足(下落)

4時間足は下落トレンドとなっており、売りが優勢です。

チャネル②と水平線④を超えられず水平線⑤を下抜けた場合、チャネル①と水平線④の間で三角持ち合いなどのレンジになると予想されます。

しかし、水平線⑤で支えられた場合、買いの勢いも強いことを意図しているので、水平線④と⑤の攻防を見極め、抜けた方のトレンドに乗ることが必要になってきます。

(3)1時間足(下落)

1時間足は下落トレンドとなっており、売り優勢です。

しかし、水平線④が直近の高値のため、ここを上抜ければトレンド転換となり買い優勢になります。

4時間足同様、水平線④と⑤の間で売りと買いが戦っている状態のため、④を抜ければ買い、⑤を抜ければ売りとなります。

ただし、どちらになったとしてもチャネル①と②がいるため、短期のトレードになります。

(4)15分足(上昇)

15分足は上昇トレンドとなっており、買い優勢です。

水平線⑤で支えられているため、下抜けない限りは買いを検討できる場面です。

とはいっても今すぐ買える材料もないため、水平線④を超えるまでは静観になるでしょう。

もしも水平線⑤付近でわかりやすいロールリバーサルが今後発生した場合、短期で水平線④までの買いを検討できるかもしれません。

2.ゴールド(XAUUSD)トレードシナリオ

ゴールドのトレードシナリオは買いと売りの2パターンを想定しています。

各時間足ごとで異なるので、それぞれ見ていきましょう。

・4時間足
・1時間足
・15分足

(1)4時間足

①買い

4時間足の買いは、水平線④とチャネル②を完全に上抜けてからの押し目を狙うのがベストです。

なぜなら、水平線④だけ上抜けてもチャネル②に抑えられる可能性があり、2つの抵抗帯を完全に抜けないと安心できないからです。

ただし、水平線④は逆三尊のネックラインのため、上抜ければ一気に買い目線になる可能性が高く、チャネル②付近で上げ渋らなければ意識されていない可能性もあるため、押し目があればすぐに買ってもよいかもしれません。

買いをエントリーできた場合、4時間足としての直近高値は水平線③のため、エントリーしても水平線③までが検討の範囲になります。

②売り

4時間足の売りは、水平線⑤を下抜けてからの戻り売りを狙うのがベストです。

とはいっても日足の抵抗帯であるチャネル①までが売りの範囲であり、急騰の可能性も大いにあるため、売りの場合は短期を意識しましょう。

また、日足の買い勢力との戦いになるため、水平線⑤に対する戻り売りは荒れる可能性があります。

荒れた相場でのショートエントリーに対する考え方は、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

(2)1時間足

①買い

4時間足同様、水平線④を上抜けてからの押し目買いが可能となります。

ただし、チャネル②が直上にあるため、三角持ち合いになる可能性が高いです。

よって、チャネル②も上抜けてからの押し目買いがベストでしょう。

②売り

4時間足同様、水平線⑤を下抜けてからの戻り売りが可能となります。

こちらもチャネル①が控えているため、急騰に備えて短期のトレードを意識することになります。

(3)15分足

①買い

15分足においても、水平線④を上抜けるまでは静観がベストです。

なぜなら、水平線④と⑤の間は方向感がなく、戦争状態だからです。

ただし、④と⑤の間において綺麗なチャネル(黄色線)が引け、それを上抜けてロールリバーサルが機能していれば、水平線④までの短期の買いをすることは可能です。

その場合、デイトレードではなくスキャルピングに近い超短期のエントリーになると思われます。

②売り

4時間足、1時間足同様、水平線⑤を下抜けてからの戻り売りを狙う局面です。

チャネル③が意識はされているため、確実なのはチャネル③の起点の安値も下抜けてからの戻りを待つと安心してショートを狙えるでしょう。

チャネル①までは距離があるとはいえ、日足の買い勢力がどこから入ってくるかわからないので、こまめなトレイルを繰り返す短期トレードを意識する必要があります。

3.まとめ

ゴールド(XAUUSD)は、テクニカルが利きやすくボラも高いため、堅実なシナリオを立てられれば勝てる通貨ペアです。

先週までの相場分析を元に買いと売りの2つのシナリオを作成し、そのとおりにトレードすることで、無駄なエントリーをなくし、勝率を上げることができます。

相場分析
日足、15分足が上昇トレンド
4時間足、1時間足が下落トレンド
週初めの戦争状態である水平線④と⑤の間に、週末にかけて戻ってきてしまったため、方向感が見えにくい状態。
しかし、逆三尊を形成してもいるので、水平線④を上抜ければ大きな買い勢力が発生する可能性がある。

トレードシナリオ(買い)
4時間足&1時間足
水平線④とチャネル②を上抜けてからの押し目買い
15分足
基本は水平線④の上抜けを待つべきだが、水平線④と⑤の中できれいなチャネルとロールリバーサルが発生すれば、短期の買いトレードも可能。

トレードシナリオ(売り)
4時間足&1時間足&15分足
水平線⑤を下抜ければ戻り売りが可能。
ただし、日足の買い勢力がいるチャネル①まで。
また、急騰に備えてこまめなトレイルが必須。

構築したシナリオを元に淡々とトレードし、収支を毎月プラスにしましょう!

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