こんにちは!毎日ゴールドの相場分析をしているジーマです。
テクニカルが利きやすくボラの高さが人気のゴールドですが、2024年7月29~8月2日のトレードシナリオはどのようになるでしょうか?
7月26日までの相場分析を元に、買いと売りの2つのシナリオを作成しました。
買いと売りがせめぎ合っている状況のため、状況によってはノートレードの週になるかもしれません。
この記事では、ゴールドを中心に月収5万円を稼いでいるジーマが考えるトレードシナリオを紹介しています。
よろしければ、あなたの相場分析の1つに加えていただけるとありがたいです。
この記事でわかること
7月26日までの相場分析
7月5週目のトレードシナリオ(買い&売り)
1.ゴールド(XAUUSD)相場分析(7月26日まで)
ゴールドの相場をマルチタイムフレーム分析で確認します。
・日足(上昇)
・4時間足(下落)
・1時間足(下落)
・15分足(レンジ)
それぞれ見ていきましょう。
(1)日足(上昇)
日足は上昇トレンド中の押し目をつけている状況です。
26日が陽線で終えられているため、このまま上昇に回帰するか、調整のためレンジになるかという場面となります。
何度も反応している2388ラインを超えるか、反発するかによってシナリオが大きく変わります。
(2)4時間足(下落)
4時間足は、下落トレンドとなり売り優勢です。
2388をネックラインとした三尊を抜けての戻りとなっているため、反発すれば戻り売りが狙えます。
2388を上に抜けた場合は三尊否定となり買い勢力がでてきますが、ダウのカウント上は下落トレンド継続のため、買いを検討するにはまだ時間がかかる状況と考えてよいでしょう。
ただし、日足が上昇トレンドのため、日足トレーダーの買いによる急騰には注意が必要です。
(3)1時間足(下落)
1時間足は下落トレンドとなっており、売り優勢です。
綺麗な並行チャネルが引けており、水平線①(2388ライン)を抜けても、チャネル上部で戻される可能性があるため、直近高値を上抜けない限りは売り目線と考えてよいでしょう。
(4)15分足(レンジ)
15分足は方向感のないレンジです。
4時間足、1時間足が下落トレンド中ではありますが、パッと見の15分足は上昇トレンドの高値圏と見えます。
そのため、買いよりも売りのほうが可能性がありそうですが、方向感がなく急な値動きもあり得るため、2381を下抜けない限りは売ることはできないでしょう。
2.ゴールド(XAUUSD)トレードシナリオ
ゴールドのトレードシナリオは買いと売りの2パターンを想定しています。
・日足
・4時間足&1時間足
・15分足
それぞれ見ていきましょう。
(1)日足
①買い
日足の買いは、3パターンのシナリオとなります。
ⅰ 水平線①の反発確認
ⅱ 水平線②の反発確認
ⅲ チャネル①の反発確認
この中で一番確度が高いのはⅰとなります。
日足内ではエリオット波動の4波目終了か継続かという場面のため、水平線①を超えての押し目は5波目をごそっと取りにいけるシナリオになり得るからです。
また、ⅱは水平線①が抵抗となり、ⅲは水平線①②が抵抗となるため、一番スムーズな上昇が期待できるのもⅰとなります。
日足は上昇トレンド中のため、基本的には買い目線でOKですが、買いが入りやすくするための調整に入る可能性が高いため、今週はレンジで終えることも頭に入れておいた方がよいかもしれません。
②売り
日足の売りは、水平線①と②をそれぞれ越えられない場合に検討が可能となります。
各水平線を2度3度とチャレンジして失敗した場合の戻り売りを狙う考え方です。
基本的に日足は上目線であり、下落しても買いと売りがせめぎ合うためにきれいには落ちないかもしれません。
下落は下位足をみての短期トレードを念頭にしていきましょう。
(2)4時間足&1時間足
①買い
4時間足、1時間足ともに、水平線①を上抜けての押し目買いが一番のシナリオになります。
ただし、1時間足できれいな並行チャネルが引けているため、水平線①での反発を確認しつつ、平行チャネル①の上辺も超えての押し目買いがベストです。
もし水平線①から下落しても、水平線②で反発が確認できれば、別途買いが可能です。
その場合、水平線①までの短期トレードとし、水平線①を抜けるかどうかを注視していく必要があります。
②売り
4時間足、1時間足ともに、水平線①②でのロールリバーサルを確認しての売りが検討できます。
水平線①からの場合は、水平線②までの短期トレードを念頭にエントリーしましょう。
また、水平線②からの場合も、日足トレーダーの買いがいつ入るかわからないため、こまめなトレイルが必要になってくるでしょう。
(3)15分足
①買い
15分足の買いは、水平線①のロールリバーサルを確認しての押し目買いシナリオとなります。
その場合、1時間足の並行チャネル①上辺までの短期とし、抜けてからは1時間足と同じ考え方となります。
②売り
15分足の売りは、水平線①で反発し、2381でロールリバーサルを確認しての戻り売りとなります。
15分足はレンジの中であり、特に売りは日足の買い勢力との戦いになるため、急騰に備えたこまめなトレイルが必須です。
3.まとめ
ゴールド(XAUUSD)は、テクニカルが利きやすくボラも高いため、堅実なシナリオを立てられれば勝てる通貨ペアです。
先週までの相場分析を元に買いと売りの2つのシナリオを作成し、そのとおりにトレードすることで、無駄なエントリーをなくし、勝率を上げることができます。
相場分析
日足は上昇トレンド、4&1時間足は下落トレンド、15分足はレンジ
4時間足の三尊ネックラインである2388をめぐって、買いと売りが衝突している。
トレードシナリオ(買い)
日足
・水平線①、②、チャネル①でそれぞれロールリバーサルを確認しての押し目買いが理想
4時間足&1時間足
・水平線①、②からの押し目買い
・水平線①の場合、並行チャネル①を上抜けることが重要
15分足
・水平線①からの押し目買いだが、並行チャネル①上辺までが1つの目安
トレードシナリオ(売り)
日足&4時間足&1時間足
・水平線①、②のそれぞれにてロールリバーサルを確認した戻り売り
・ただし、日足が上昇トレンド中のため、急騰に気をつけてこまめなトレイルが必須
15分足
・水平線①を抜けられない場合、2381でのロールリバーサルを確認して売りが検討可能
構築したシナリオを元に淡々とトレードし、収支を毎月プラスにしましょう!
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