こんにちは!毎日ゴールドの相場分析をしているジーマです。
テクニカルが利きやすくボラの高さが人気のゴールドですが、2024年7月8~12日のトレードシナリオはどのようになるでしょうか?
7月5日までの相場分析を元に、買いと売りの2つのシナリオを作成しました。
私個人としては「買い」目線のため、買いシナリオを念頭に相場を見ていきたいと考えています。
この記事では、ゴールドを中心に月収5万円を稼いでいるジーマが考えるトレードシナリオを紹介しています。
よろしければ、あなたの相場分析の1つに加えていただけるとありがたいです。
この記事でわかること
7月5日までの相場分析
7月2週目のトレードシナリオ(買い&売り)
1.ゴールド(XAUUSD)相場分析(7月5日まで)
ゴールドの相場をマルチタイムフレーム分析で確認します。
・日足(上昇)
・4時間足(上昇)
・1時間足(上昇)
・15分足(上昇)
それぞれ見ていきましょう。
(1)日足(上昇)
日足は上昇トレンドではあるものの、レンジ(調整)になっています。
(安値(2275.79)から高値(2449.9)にかけての買いに支配されているレンジ)
チャネル①を上抜けたことで、直近高値を超え、レンジ内であっても上目線が濃厚になりました。
しかし、2389の抵抗帯で週末を迎えたため、ここから調整の下げに入ると想定されます。
買いも売りも現時点では判断できないため、エントリー可能な形を作るまで待ちの姿勢が正解となります。
(2)4時間足(上昇)
4時間足は直近高値を抜けたことで上昇トレンドとなっており、買いが優勢です。
しかし、すでにエリオット波動の5波になっており、このまま買われ続けることは難しい相場になっています。
来週は調整波ABCによる短期の下落が想定され、下げ止まりを待ってのロングを検討したいと考えています。
(3)1時間足(上昇)
1時間足も4時間足同様の上昇トレンドとなっており、買い優勢です。
とはいっても4時間足の5波目の中なので、4時間足同様調整のための下落が想定され、売りも買いも判断できない難しい相場になると考えています。
(4)15分足(上昇)
15分足も上昇トレンドとなっており、買い優勢です。
4時間足、1時間足同様、高値圏のため、ここから買われることは考えにくく、調整のための下落になると考えています。
2.ゴールド(XAUUSD)トレードシナリオ
ゴールドのトレードシナリオは買いと売りの2パターンを想定しています。
今回はすべての時間足が同一見解ではありますが、それぞれ見ていきましょう。
・4時間足
・1時間足
・15分足
(1)4時間足
①買い
4時間足の買いは、水平線①までの下落を待った押し目買いを狙うのがベストです。
なぜなら、水平線①は直近高値の抵抗帯であり、ロールリバーサルを確認することで強固な買い場となるためです。
既にエリオット波動5波目のため、調整波ABCでの下落を確認し、ロールリバーサルになれば自信をもってロングできるでしょう。
ロングの場合、2389ラインを抜けられるかが1つの焦点になると考えています。
②売り
4時間足の売りは、水平線①を下抜けてからの戻り売りを狙うのがベストです。
なぜなら、水平線①は上昇の起点となったラインであり、ロールリバーサルが確認できれば強固なレジスタンスと判断できるからです。
水平線①までは距離があるので、調整波ABCがあまりによい形であれば売りを検討できる可能性もありますが、現状では売りを助ける節目がないため、水平線①を下抜けるまでは静観が正解と考えています。
(2)1時間足&15分足
①買い
4時間足同様、水平線①でのロールリバーサルを確認しての押し目買いがベストです。
緑の丸はエリオット波動の2波、4波の調整波ですが、それぞれ3日ほど時間を要しているため、水平線①のロールリバーサルを確認するのも3日程度のレンジを想定しておけば無駄なトレードをせずに済むと考えられます。
理想は、
月曜日:短期的な下落(上昇と同じ半日程度のスピード)
火~木:3日間の調整
金曜日:安値切り上げ高値更新による買いエントリー
です。
②売り
4時間足同様、水平線①を下抜けてからの戻り売りを狙うのがベストです。
水平線①までは調整波ABCが待っていると想定していますが、ロング勢の利確で一気に下げる可能性もあるため、水平線①までは静観がよいでしょう。
3.まとめ
ゴールド(XAUUSD)は、テクニカルが利きやすくボラも高いため、堅実なシナリオを立てられれば勝てる通貨ペアです。
先週までの相場分析を元に買いと売りの2つのシナリオを作成し、そのとおりにトレードすることで、無駄なエントリーをなくし、勝率を上げることができます。
相場分析
日足、4時間足、1時間足、15分足のすべてが上昇トレンド
現状はエリオット波動の5波目のため、週明けから調整が入る可能性が高く、水平線①までは静観すべき相場。
トレードシナリオ(買い)
4時間足&1時間足&15分足すべてで水平線①でのロールリバーサルを確認してからの押し目買い
トレードシナリオ(売り)
4時間足&1時間足&15分足すべてで、水平線①を下抜ければ戻り売りが可能。
ただし、抵抗帯が多いため、短期のトレイルで利益を吐き出さないようにする必要あり。
構築したシナリオを元に淡々とトレードし、収支を毎月プラスにしましょう!
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